アラフォーおじさんの健太です。
すみません。かなり前の話題で恐縮です....。
お笑い芸人の千原せいじさんに不倫報道がありましたよね。
取材陣の突撃をうけた本人は
”「モテてもうたんやって。勘違いしたんやなぁ。初めてや。モテたことないのに、モテてもうたから、どうしていいかわからず有頂天になったんやなぁ……。49の男が。みっともない。みっともないでぇ」
と自嘲し、不倫について「(否定材料は)ない」と率直に認めた。”
そのニュースを見聞きしたとき、もう退職してしまったわたしの上司が言っていた「人が失敗を犯し謝罪する時に必ず心に止めておかなけばならない姿勢」について思い出しました。
今日は、そのことについて書きたいと思います。
上司が常日頃言っていた。「絶対に言い訳はしては駄目!!」
たとえば、人間が生活する社会のなかで、もっとも代表的な社会構成ユニットである職場においては、あなたに全面的に否があって起こしてしまった失敗に対して上司や取引先に謝罪することはそれほど多くはないと思います。
むしろ、その失敗はあなたではなく、あなたを取り囲んでいる同僚や取引先、ひょっとしたら上司が原因で引き起こしたもの。
理不尽ながらも、そんな失敗に対して謝罪をしなければならない場面は結構あると思います。
わたしも、アラフォーおじさんとなった現在でも自慢ではありませんが、情けなくなってしまうほどの「ミスばっかり人間」です。
ミスが起きる度に、自分だけではなく、時にはアラフォーのいい年をしてもなお上司に同行してもらってお客様へ謝りに伺うなんてことも相変わらずやっています。(T_T)
元々、わたしはそそっかしいというか、会社内での業務処理でミスも結構あって、そうした場合、上司にそのことを報告して謝ります。
わたしの上司からは、謝る際は「絶対に言い訳するな!!」と何度も言われました。
言い訳は相手がしていいよと言ったときのみするべきもの
会社は不特定多数の他人同士がある一定の組織というなかで共存している状態です。
あなたの相手の利害によっては、決してあなたが全面的に否がなかったとしても、あたかもあなたに全面的に否があるように仕向けてしまうことも少なからずあるかもしれません。
仮にあなたがそんな状況であれば、まずはひとまず謝罪するにしても、その後に間髪入れずに「自分は全面的には悪くありません。なぜならば~」と弁明したい衝動に駆られるのは自然の感情だと思います。
でも、わたしの上司は常日頃から
言い訳は、謝った相手から「なぜ、そんなことをしてしまったのか?」とか
「何か言いたいことはありますか」と弁明の機会を与えられた時にのみすべきものだと言っていたのです。
たとえ、あなたが100%悪くなかったとしても。
なのです。
事実、せいじさんバッシングはほとんど起きていない!!
千原せいじさんの不倫報道に関していいますと
実際のところ、世間からのバッシングはほとんど起きていませんよね。
他の芸能人が同様なことをすると、ツイッターやインスタグラム等のSNSアカウントが閉鎖に追い込まれるようないわゆる「炎上」を引き起こすことが多いのに比べて…。
不倫、それに対しての反応の是非については今回のテーマの外に置いておくとしますが
自らの不倫報道に対する 千原せいじさんの釈明に対して
世間の対応を見た時に
わたしの上司が言っていた
「言い訳は絶対すべきではない」
「唯一、言い訳を許されるのは相手から弁明の機会を与えられたときのみだ!!」
その言葉の真髄がわかりました。
きっと、日本人にはその善悪は無視したとしても
「潔しよければ良しとする」というメンタリティが脈々と受け継がれているんでしょうね。
そうあらためて思った次第です。
みなさんは、せいじさんのコメントを聞いてどのように感じましたか?