こんばんは。アラフォーおじさんの健太です。
11月1日 ポール・マッカートニー日本公演 東京ドーム2日目公演に行ってきました。
今回の席は外野スタント1階1塁側の真ん中位でした。
1年半前の公演で行った際は、アリーナ席の前方から2ブロック目。
それより今回はかなりステージには遠くなり、ステージに近かった前回でも残念ながら、ポールの表情まで肉眼で確認することはできませんでした。
なので、今回は万全の準備ということで、双眼鏡をレンタルしての公演に臨んだのです。
双眼鏡を持参して大正解だった
今回、わたしがレンタルした双眼鏡は倍率10倍、国産望遠鏡・双眼鏡専門メーカーのVixsenのもの。
ライヴ等のうす暗い会場の場合、双眼鏡の「明るさ」という指標が結構重要になるらしく、それがかなり高い高級機種を選択。
双眼鏡の「明るさ」とは文字通り双眼鏡をのぞき込んだ際見える視野がどれだけの明るさを保っているかという指標。
うす暗い場所では、その数値が低いとたとえ倍率が高かったとしても見える視野は暗くて非常に見づらい(双眼鏡が使い物にならない)ということらしい。
その双眼鏡を持ち込んで、ポールを見てみると...。
結果は
非常に鮮明にポールを見ることが出来ました。
持ちこんだ双眼鏡の倍率は10倍ありましたが、1階外野席の真ん中の席です。
さすがに、ポールの表情が手に取るようにわかるレベルではありませんでしたが
それでも、ポールが他のバンドメンバーに演奏中話しかけたり、小刻みにリズムをとっていること、着ていた白シャツのシワまで十分確認することが出来ました。
なので、結果的に双眼鏡を会場に持ち込んで正解でした。
勿論、実際のライヴではステージの左右に大きなスクリーンがあり、ポールの表情はそれを通して大迫力で映し出されました。
(しかも、MCの同時通訳字幕付!!)
でも、たとえ双眼鏡越しだったとしても、「自らの目」で見るポールとスクリーンに映るポールでは実物感というか、臨場感が違うんですよね。
又、大型スクリーンはその目的が小さくて肉眼では見ることができない会場の人にポールの姿を見てもらうためです。
おのずと、スクリーンに映し出されるのはポールが中心になるし、演奏するバンド全体をとらえた引き気味のアングル、ポールとバンドメンバーとのやり取りが映されることは稀です。
双眼鏡の大型スクリーンは無いメリット
それは自分の見たい映像のみを選択・拡大してみることが出来る点です。
今回双眼鏡を持参してそのことを強く感じました。
ホーンセクションが素晴らしかった
今回のツアーでは、ホーンセクションが導入されたのも良かったんですね!
サックス・トランペット・トロンボーンの3名。
ホーンセクションがバンドに加わったことによって
サウンドに深みが出たことは勿論のこと
曲に合わせて3名が同時に楽器をヨコにスイングさせているのがスクリーンに映し出された際はとってもカッコよく、ライヴでのヴィジュアル面でも新たな楽しみが増えました。
そして、何よりバンドに新鮮さを復活させてくれた効果があったように思います。
というのも
今のバンドはメンバーが固定されてからしばらく経過しています。
バンドの結束力も非常に強そうでポールも非常に信頼していることがMCで
「世界一のバンドメンバーです!」と言っていることからもよくわかります。
それによってとっても演奏には安定感があるのですが、チョットマンネリ感を感じていた方も多いと思います。
3名が新たに加わったことで、我々オーディエンスはいつもの公演より増してフレッシュな気持ちでライヴを聞くことが出来ました。
「マタ、アイマショウ!」と言ってくれた!!
ライヴ最終曲の定番となっているAbbyRoadメドレーが終わり、楽しかったライヴも「あっというまに終わってしまったなぁ...。」とオーディエンスの皆が思っているとき
ポールは力強く言ってくれました。
「マタ、アイマショウ!」と。
これもまた定番のMCなのですが、今回はそれを聞いて非常に安堵しました。
もう76歳。
移動するだけで、イギリスから遠く離れた極東の日本でライヴを行うのは大変な体力を使うと思います。
ポールはもう来てくれないかもしれない...。
もし、ポール自身がそう思っていたら、きっと日本が大好きと公言しているポールです。
ファンの期待を裏切らないためにも、「マタ、アイマショウ!」は言わずに、「アリガトウ!サイコー!!」という言葉だけを残し、ステージから降りるのかな?
そんな心配をしていたのです。
だから
「マタ、アイマショウ!」と聞けて本当に良かった。
「ポール。」
「又、来年も元気な姿で日本に来てください!!」
どうかどうか、よろしくお願いします。