元アナウンサーでタレントの有賀さつきさんが、52歳の若さで亡くなられました。
170CMの長身
女優さん顔負けの目鼻立ちくっきりとした超美人のまさしく才色兼備
そのようなルックスからは想像できないような天然キャラ?
大変明るく素敵な方で、あまりにも若く突然の死のニュースに多くの方が大変驚かれたとおもいます。
心からのご冥福をお祈り致します。
若すぎる死とともにわたしが非常にびっくりしたこと
それは、闘病中だった有賀さんが家族に対して、自らの病名や病状を一切あかさず一人孤独に病気と戦い、あの世に召されたということです。
私はアラフォーのおじさんです。
男性の平均寿命が70代後半となった現在では、人生折り返し地点のまさしく「中年」です。
健康だけが取り柄のこともあり、(産んで貰った母親、そして父親にも感謝です!!)
まだまだ自分の死期や死について具体的に考えることは多くはありません。
でも、
もし自分の両親や妻・今回の有賀さんのケースのように自分の子供が、自分に何も病気のことを明かさず、闘病し静かに息を引き取ったら、「自分はどう思うだろうか?」とふと考えてしまいました。
自分だったら、病気のこと言ってほしい、ほしくない?
病気をしたら家族に明かすべきかどうかは、病気になった人本人の価値観によるところも大きいと思います。
なので、一概に良いかどうか判断することは勿論出来ません。
有賀さんが病気を明かさなかったのも、有賀さん個人の
周囲を心配させたくない。
廻りを巻き込ませたくない。
いつでも明るく気丈に振る舞っている自分を見てもらいたい。
等といった
強い美学や信念があったからだと思います。
それは、とても崇高なことですよね。
また、自らの死を自分一人で受け止めるというある種の「潔さ」は今の時代なかなか実行出来る人はいないと思います。
勿論わたしも到底できません。
有賀さんの行動、考え方にわたしは深く感銘をうけました!
でも、
もし、自分の妻や子供が私に病名や病状を明かさずに旅立っていったら?
私はそう想像すると、想像するだけでとても悲しい気分になってしまいます。
想像するだけで泣きたくなる!
わたしがその立場になったら、
「きみは辛い病気にもかかわらず、自分を心配させまいとして、最後まで自分のことを気遣ってくれていたんだね。有難う!」
という感謝の気持ちと同時に、
「言ってくれていたら、病気が良くなるためにもっと協力できたかも。」
「自分は、家族だったのに本当は信頼されていなかったのかな?」
「もっと、深くコミュニケーションをとっていればよかった…。」
と後悔し、延々と考えてしまいそうです。
なので、わたし自身は家族が病気になったらやっぱり、病気や病状について言ってほしいです!
家族は、ボクシングでいうセコンドのように一緒になって本人と病気と戦うことも出来るはずですし…。
家族に病気のことを告白することで、本人が背負っている病気の苦しさを家族で分かち合い病気のつらさを少しでも軽減できればとも思いますし。
みなさんはどう思いますか?