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北海道出身アラフォーサラリーマンのブログ。Youtube・ビジネスハック・音楽・鉄道について

満員電車で人を不快にさせない方法3つとは?

主として東京都内を走る地下鉄を運営している東京メトロは2018年1月24日(水)、日比谷線車内でBGM放送を試行運用すると発表したことがニュースになりました。
なんでも、電車内でBGMを流す試みは全国初とのこと。
 
音楽は、クラシックやヒーリング曲が中心となるようですが、わたしも音楽が大好きな人間です。
主に聞くのはビートルズローリング・ストーンズ等古めのロックやポップスが中心ですが、試験運用の結果、乗客の評判も上々!
 
であれば、今後「ある車両や路線はロック、別ではジャズが鳴っているなど、バリエーションが増えてきたら。」きっと楽しいだろうなと今からワクワクしています。
 
満員電車の中詰め込まれた人々の受ける不快感は、ストレス強度にするとかなりなものに相当し非常に心身に影響を与えると言われています。
あなたが、もし首都圏在住の方であれば「それ、わかーる!」という感覚、
朝の満員電車。それに揺られて会社へ到着した時には、始業前から「身も心もヘトヘト」という経験は日常的に経験されていますよね。
 
歯医者さんでは、試験運用するメトロの電車同様にゆったりしたテンポのクラシックやヒーリング音楽がかかっています。
なぜだかわかりますか。
 
よほどの歯医者好きの特殊な方?は除き、歯医者についたら大抵の人はあの「キーン」と響く歯を削るドリルの音、消毒薬の匂い、時々は治療を受けた小さな子供が泣く声、それらを知覚すると不安になり、体が緊張します。
そのような緊張状態で治療を受けるのは、患者さんによくありませんし、先生との信頼関係の構築や治療成績にも影響します。
 
そこで、心身の緊張をでも緩和してもらう効果を狙って、ゆったりした音楽がBGMとして流れているのです。
 
音楽がそのような効果を持っていることは科学的にも実証されています。
 
乗り込んだ人々が強ストレス状態でなにかと殺伐としている満員電車です。
BGMを流すことで、歯医者さん同様の効果が生まれれば電車を利用している方はみな大歓迎になるかと思います。
 
 
実際、言い争いやこずきあい等トラブルも多い満員電車(T_T)
 
今日は、乗り合わせた人を不快にさせない方法を3つ教えますね。
 
 
■電車の中では肩をすぼめる!
混み合った電車の中、他人と身体が触れてしまうような場合は、肩をすぼめた体勢をとってみましょう。
ちょうど、冬に外出したとき、思いの外寒かった時にとる姿勢です。
 
なぜ、肩をすぼめると人を不快にさせないのか。
 
肩をすぼめる(たたむ)ことで上半身のサイズが小さくなり他人と触れ合う面積が減ります。
触れ合う面積が減ることでお互い不快感は減少するからです。
 
あと、肩は肩甲骨があるので出っ張っていて固くゴツゴツしていますよね。
他人の肩があたってしまった時って、どうしてもお腹やお尻などの部分が当たることにくれべて衝撃が大きくなり、不快感は倍増します。
特に、何回も当たってしまうと頭では 「相手はわざとやっているんじゃないんだよな。」と思いつつも、
「何だコノヤロー!」ってなりますよね。
 
また「肩で風を切って歩く」ということばもあるように、「肩を張った・広げた」状態は人に威圧感を与えるので、ゴツゴツしていて当たると痛い+肩がもっている威圧感の相乗効果が、人の不快感を増加させているのです。
 
そうそう。肩をすぼめる動作は座席に座っているときも是非実行しましよう。
 
今の電車は昔の電車に比べて、構造上色々工夫がなされており 一人当たりの座る面積(座面)が数センチ広くなっています。
 
であれば、電車で座った時に「昔に比べて快適になったなぁー。」とHappyに感じるはずですが、あまりそんなこと思いませんよね?
 
なぜかというと、座面が広がったことでお尻の部分は隣の人と触れなくなった。
でも、肩の部分が相変わらず触れ合っているから、不快感は昔の電車と変わらないとのこと。
 
人の横幅で最も広い肩幅を小さくすることは他人との接触を少なくする効果があります。
実際、服のサイズもヒップ幅より肩幅の方が大きく作られています。
 
多くの人はお尻より肩部分が張り出しているのです。
 
満員電車の中では、極力肩をすぼめて人との接触面積を少なくして不快感を与えないようにしましょう。
 
 
 
■なるべく顔の口角を上げる!
 
満員電車の中。たとえ楽しい気分じゃなくても、顔の口角を上げてみましょう!!
 
満員電車では程度の差こそされ、みんなイライラ気味の感情になっています。
そう、攻撃な感情になっているのです。
 
そこで、あなたもイライラ気分を表に出して、眉間にしわを寄せていかにも不快そうな表情をしていたらどうでしょう?
 
それを見た人は、こう思います。
「みんな、我慢してるんだよ。おまえだけじゃないんだよ。」
「ひょっとしたら、自分のことを見てムカついているわけ?」
 
さっきの肩が触れたときと同様
「何だコノヤロー!」ってなります。
 
不快な感情・表情は、伝播し増幅する作用があります。
あなたの不快な表情を見た相手は更に不快になる。
その相手を見た人は、もっと不快になる。etc.
そうして、車内はマイナスの気分が充満。電車を降りたときには心身ともに疲れ果ててしまうのです。
 
だから、正直楽しい気分じゃなくてもやってみてください。
電車内で人と目が合ったとき、あなたは口角を上げた表情をする。
そうして、不快の伝播を自分のところでブロックしましょう。
 
口角を上げるだけで、そんな効果があるのか。
 
実はあるのです。
 
心理実験でこのようなものがありました。
被験者には漫画を読んでもらう。
 
最初は被験者には何も条件を与えられずただ好き好きに漫画を読んでもらう。
次に、被験者には割り箸のようなものを口にくわえてもらい、強制的に口角を上げる表情をしてもらった上で最初と同じ漫画を読んでもらう。
 
それが終わったら、最初各々好き好きに漫画を読んだときと、割り箸をくわえた状態で漫画を読んだとき
それぞれの漫画の感想を言ってもらう。
 
結果はどうだったと思いますか。
 
 
なんと、同じ内容の漫画を読んだにもかかわらず、割り箸をくわえたときのほうが漫画を楽しく面白く感じたという人が多数を占めたのです。
口角を上げるということは「人を楽しい気分」にさせる効果があるのです。
口角をわざとあげたとしてもです。
 
たとえ、気分が楽しくなくても口角を上げてみましょう。
そうすることで、あなたの不快な気分を減少させ、不快の伝播をストップさせることが出来ます
 
■電車に乗ったときはなるべく奥へ進む!
 
よく、一見ギュウギュウ詰めの満員電車かと思っても、混雑しているのはドアの付近だけで車両の奥の方はガラガラだったという光景を目にしたことも多いと思います。
それを見ると、やっばり「何だコノヤロー!」ってなってしまいます。
 
でも、電車に乗ったとき車両の奥まで進んで行くことが出来ない人の気持ちもよくわかります。
 
「いざ、降りようとして降りれなかったらどうしよう?」
降りるとき、周りに人にわたしには「降りまーす。」という声をかけることなんてとてもじゃないけれども出来ない。
 
ですが、考えてみてください。
 
逆のケース
「電車に乗ろうとしたけれども、入り口が非常に混んでいて乗ることが出来ず、次の電車が来るのを待ってしまった。」
という経験をしたひとは珍しくないと思います。
 
でも、「電車で降りようとしていたけれども、周りが混雑していて降りることができなかった。」
そんな経験をした人は余りいないのではないのでしょうか。
 
そうなんです。
 
ありがたいことに、幸い日本では「降りる人が絶対優先」という意識が完全に浸透しています。
降りる人がいる時に、スペースを空けない人はほぼいませんし、「降りまーす。」と声をかけなくても降りようとする駅の少し手前であなたが「そろそろ降りそうだな」という仕草や気配をすると、大抵の周りの人はそれに気づいてよける準備をしてくれます。
 
だから、乗車した駅の次の駅で降車するような場合は別にして、混み合った電車に乗ったときは積極的に、車両の奥までズンズンと進んでいきましょう!
そうすれば、ドアの周りより奥の方がゆったりしていてあなた自身、不快な思いも減りますよ。
 
満員電車に乗る際は、ちょっと勇気を出して、車両の奥へ奥へどんどん進みましょう!
 
 
まとめ
 
いかがでしたでしょうか。
満員電車で人を不快にさせない方法
 
・電車の中では肩をすぼめる!
 
・なるべく顔の口角を上げる!
 
・電車に乗ったときはなるべく奥へ進む!
 
どれも簡単で今日の通勤・通学から実行出来ます。
 
これ、おすすめですよ。
是非、やってみてくださいね。