強制わいせつ容疑で書類送検されたTOKIOメンバーの山口達也さん
先日、涙の記者会見を終え、芸能活動無制限謹慎、記者会見で初めてその事実を知ったメンバーのうち、リーダーである城島茂さんからは
”山口が会見で「またTOKIOとしてやっていけるなら」とグループ復帰を希望したことについて「普通にあり得ない。謝罪の念があれば、そういうことは、まず言えないと思う」と厳しく突き放した。”
とメンバー内からも批判および厳しい言葉が相次いでいます。
わたしも昼時に流れている情報番組で時折この報道を見ていましたが、非常に違和感を覚えたことがあります。
それは、被害者の女子高生の親が今回の事件を振り返り
・「娘が被ったことは、親としては決して許せるものではない。」
・「娘にも山口氏にもこれからがある。この過ちによって1人の人間の未来がすべて奪われてしまうことは私たちも望んでおいない。」
・「山口氏には娘の心の傷に向き合いながら、これからを考えていただき、娘についてもそっとしていただければと思う」
とコメントしたものの
自らの親としての責任について一切言及しなかったことです。
親としての過失はなかったのか?
46歳にもなる独身男性が、泥酔したうえ夜の8時に自宅へ未成年である女子高生を呼びつけたことは全面的に山口さんに非があります。
法律的にもそうだとおもいますし、世間一般が現在山口さんへ向けている論調も大部分がそうだと思います。
それについては、わたしも異論は全くありません。
でも、ですよ...。
山口さんと被害女子高生らが
・仮にNHKの番組で共演し、顔見知りの仲だった
・(これもあくまでも仮定ですが)被害女子高生は山口さんを信頼していた
・1人ではなく、友人と2人で行った
以上の状況だったにせよ
独身男性の家に夜の8時から外出することを許した(又は止めることが出来なかった)親の責任はゼロではないですよね。
繰り返しになりますが、未成年である女子高生を家に呼び出した挙句に強制わいせつ行為に及んだ山口さんに全面的な非があることは明白です。
それはもちろん前提なのですが...。
山口さんと上記のような状況があったとはいえ
独身男性の家に女性が行くということは、「わいせつ行為をされる」危険性があるということ。
それは少なくても女子高生の親であれば知っておくべきことですし
もし知っていたならなおさら、(彼女らが行こうとしていたのを)全力で止めるべきだったと思いませんか?
超売れっ子である山口さんです。
様々な報道にあるように、もし芸能界の力関係(?)などで、どうしても彼女らが行かなければならなかったのならば、せめて彼女らに親が一緒についていくべきだったのではないかと思います。
なぜ、女子高生の親は先のコメントに
「親としての責任を果たせなかったことは反省している。」とか
反省という言葉までは言えないにせよ
「彼女らを止めるべきだった。」
「止めることができなかったことが痛恨の思いだ。」といった文言があっても当然だったのではないでしょうか?
中条きよしさんの発言がちょっとした波紋を広げている?
先日、昼の情報番組のバイキングに出演していた、俳優の中条きよしさんが
自宅に行った被害女子高生に対して「行かなきゃいいじゃない」と発言し、ちょっとした波紋を広げています。
わたしも、中条きよしさんの意見同様に、呼び出された女子高生は行かなければ良かったと思います。
でも仮に、先の山口さんと女子高生を取り巻く様々な事情、呼び出された女子高生自身が、独身男性の家に行くという危険性について認識が甘かったとしたら、それを親が止めるべきだったと思います。
それが、未成年の子供に対して監督責任がある親の役割だったと思うのですが。
皆さんはどう思いますか。