アラフォーおじさんの健太です。
先日、プロ野球選手を2006年に引退した新庄剛志さん(47歳)が突然現役復帰することを宣言。
大きな反響を巻き起こしていますよね。
わたしもほぼ同世代なので、とても嬉しくこのニュースを見ました。
だって、「新庄ならやってくれるかも知れない」「 新庄は面白いなあ。夢があっていいね。新庄なら復帰出来そうな気がするよ」
そんな声があるようにわたしも、本当に期待してしまいます。
「新庄ならやってくれるかも知れない!!」
わたしはこのニュースをみて、またプロ野球選手として活躍する新庄さんへの期待感とともに、この行動を通じて新庄さんは「何かを世間に伝えたいのではないか」と思ったのです。
自分で決めて実行することに意味がある
新庄さんは
「みんな夢はあるかい?1%の可能性があれば必ずできる」
と言いました。
普通に解釈すると「1%でも可能性があれば、夢は必ず実現出来る」ということになると思います。
でも、おそらく新庄さんが言いたかったことはこうです。
「1%でも可能性があれば、夢の実現のために努力することが出来る」
つまり、自分で「やりたい」とか「なりたい」と思っている夢があったら、その実現のために行動を起こすべきだということ。
新庄さんは、「またプロ野球選手として舞台に立ちたい」と思っている。
だから、それに向けて行動を起こした。
外部の人間はあれこれ、「無謀だ」とか「プロをなめている」とか言うかも知れないけれど、そんなことは関係ない。
ただ、自分がそう思ったから。
先輩 高木豊氏への反論
新庄さんは元プロ野球選手の先輩 高木豊さんがYoutubeで新庄さんが復帰に向けての挑戦について「本当に真剣にやるつもりなのか?」と言及したことについて自身のインスタで
「何歳になってもチャレンジするって気持ちは俺の勝手なんでほっといて下さい」
と反論しました。
まさに、「自分で決めたことなんだから、あれこれ言わないで。『自らが決めた。』それを尊重してほしい」と新庄さんは声を大にして言いたかったのだと思います。
新庄選手のスーパープレイ
新庄さんは、現役時代様々なスーパープレイで人々を魅了しましたが、自分が最も印象に残っているのは
敬遠球を無理やり打ちにいって、見事ヒット。サヨナラ打となった打席です。
ピッチャーが敬遠球を投げ始める素振りを見せたら、「投手」「打者」だけではなく我々「観客」までも「敬遠かぁー…。」という雰囲気になり、打者がその球を打ちに行くとも誰も思ってもいないし、期待なんかもしていない。
新庄選手はそんな白けてしまっている敬遠の場面でも、「もう少し腕を伸ばせば打てる!!」と可能性を感じ、それを実行に移して見事サヨナラヒットにしてしまった。
もし、敬遠球を打ちに行った結果空振りだったとしたら、次の日のスポーツ新聞でとんだ「笑い者」にされるかも知れない。
新庄選手は、そんなことはお構いなしに「打てるかも」と思った。
だからその可能性に賭けて行動しただけ。
そう思うんですよ。
世間も会社も何かに挑戦する人々に対して、「実現可能性はあるの?」「リスクは無いの?」とか言って、厳しい目を向ける昨今です。
そんなことに耳を貸さずに、新庄さんの「再びプロ野球選手になりたい」という挑戦。
これから、楽しみにその経緯を見守りたく思った今日このごろでした。
したっけね。