Better Days!!

北海道出身アラフォーサラリーマンのブログ。Youtube・ビジネスハック・音楽・鉄道について

「戦う」とは「自分の気持ちに正直で有り続ける」ということなのかな?

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アラフォーおじさんの健太です。
 
コロナの蔓延がとどまりません(T_T)。
 
コロナ分科会の尾見会長が、感染状況が「ステージ3」のなかの感染が「高止まり地域」と「拡大感染地域」にかんしてはGo To トラベルの一時停止や飲食店の時短営業を求める提言をしました。
 
それがどの程度影響したかはわかりませんが、菅総理はGo To トラベルの一時停止を決断したのは周知のとおりです。
 
Go To トラベルは菅総理の肝いり政策であり、総理がGo To トラベルは現状のままでいくと言っていたなか、政府の諮問機関であるコロナ分科会会長がそれに真っ向反対する意見を表するということは非常に勇気を要する決断だったと思います。
 
いわゆる「御用学者」としてネット民から評されることも多かった尾見会長。
 
基本的には政府と歩調を合わせてのコロナ対策を発表してきた彼が、そのような発言をしたのは、ひとえに「医療人としてうそはつきたくない」「自分の気持ちに正直でありたい」という心情があったと思います。
 
 

「戦う」とはどのようなことなのか?

 
最近「戦う」ということの意味について考えてみることが多くなりました。
 
「戦う」というと、真っ先に思いつくのが他人と議論をしたり、身体的に一線を交える「喧嘩」をしたり。
 
国家間では、外交上の駆け引き、条約の取り決めなども戦いですし、それが暴力の行使となった場合は「戦争」になる。
 
議論、喧嘩、戦争。
戦いにはいろいろな種類があるかと思います。
 
最近思うのは、最も自分に身近な戦いは「自分の気持ちに正直になり、やりたいことを厭わない。」のが戦いではないかということ。
 
例えば
 
「こんな人生を歩んでいきたい」
「こんな仕事をしたい」
「こんな人を愛し、こんな人から愛されたい」
 
人にはいくつになっても、程度の差こそあれ、「自分は〇〇でありたい!!」という根源的な欲求がある。
 
でも、社会人になって齢を取ればとるほど、当たり前ですが会社・家族・そのほか自分自身を取り巻く環境によって己の欲求を諦めざるおえないことは多々あると思います。
 
でも、そんな環境下でも
「今の環境下で自分の与えられたことをしっかりやりつつ」
なお
「自分は〇〇でありたいんだ!」という心から湧き出てくる渇望があることを素直に認めて、周囲の言動や環境の制約を言い訳にせず、その実現に向かって少しずづでも良いから努力することこそが自分の「戦い」だと思います。
 
大人になると、「やってみたいこと」「挑戦したいこと」をどう実現するか考えた時、挑戦できない理由をまずは考える思考回路が自然とできてしまう。
 
それはそれで、これまでの人生を歩んできて、いろいろな苦労や挫折をして痛い思いをしてきた結果出来上がった一種の「危機回避能力」が発揮されているわけで、大人が「できない理由をまずは考えてしまう」というのは至って普通の思考だと思います。
 
でも、それに抵抗して「自分のやりたいこと」をまずはやってみる。
 
それが、自分の「戦い」ということなのでは?と考えてしまいます。
 
48歳にしてプロ野球の現役復帰を目指しトライアウトに挑戦した新庄選手。
残念ながら、獲得する球団は現れず、新城選手は爽やかに「現役復帰断念」を表明しました。
 

www.better-days.net

 

 彼が1年前、1%でも確率があるのならば「現役復帰を目指す」と突然世間に宣言しトレーニングを開始した際

野球評論家などから、「無謀な試み」「現役選手をなめている」等辛辣な言葉も発せられました。
 
新庄選手はそんな言葉をものともせずにトレーニングをして準備を続け、トライアウトでは4打数1安打と見事ヒットを放ちました。
 
メジャーリーガーのダルビッシュ有選手が
 
「10年以上野球やってないのに143km/hを芯に当ててるのが凄すぎる」
 

 と驚愕のツイートをしていたように

www.chunichi.co.jp

 現役復帰とはならなかったものの、メジャーのバリバリ現役の選手が驚きを隠せないほど48歳とはとうてい感じなれないようなコンディションに身体を仕上げてトライアウトに望んだのだと思います。

 
たとえ、困難であっても自分の「やりたいこと」に真摯に打ち込む。
 
それは、自分が周囲と戦っていくことでもあり、そんな人が真剣に戦う姿に「我々は心を打たれるのではないか?」と感じた今日このごろでした。
 
 
 
 
今回も最後までお読みいただきまして有難うございました。
 
 
したっけね~!!