アラフォーおじさんの健太です。
わたしはお酒をこよなく愛するどこにでもいる北海道出身のサラリーマンです。
一応既婚者なのですが、わたしのせいで夫婦仲が現在非常にうまくいっていないことは以前お伝えしました。
奥さんからは自分の存在が完全に無視されている(と思われる)ので、もうお互いの信頼関係は崩壊していますが、やっぱり精神的に「かなりつらい」状態が数年続いてきました。
(勿論、彼女も一緒かもしれませんが...。)
インド建国の父であるガンジーさんは「愛情の反対は『憎悪』ではない。それは『無視』である。」と言ったようですが、本当にその言葉が身に沁みる今日この頃です。
そんな状態なので最近、ふと
「離婚するってどんな手続きが必要なのかな?」
「費用ってどのくらいかかるのかなぁ?」 等
考えることが多くなりました。
自分の知識では離婚には
①協議離婚
②調停離婚
③裁判を経ての離婚 の3種類があり
共に法律の専門家である弁護士さんに相談や依頼をすればスムーズに事は運ぶ。
しかし、弁護士さんには当然それなりの額の報酬を支払う必要がある。
そのくらいのことしか知りません。
わたしのように、離婚についての知識がほとんど持ち合わせていないのならば、いっそのこと、弁護士さんに書類作成や調停や離婚裁判の代行を出来る限りお願いをすれば良いのかもしれません。
でも、現段階では離婚についての知識をまずは知りたい人。
いざ「離婚するぞ!」と決意した際、弁護士を頼む前に自らの手でその第一歩を踏み出したい。
そんな人が無料にて利用できる法律サービスについて調べてみました。
自治体の無料法律相談を利用する
あなたが住んでいる市区町村が無料で弁護士への法律相談を実施している場合があります。
実に法律相談等を実施している自治体は9割にも及ぶということなので、 一度お住いの自治体のHPや郵送などで送付されてくる、自治体発行の広報誌等チェックして連絡してみれば良いと思います。
例えば、わたしの住んでいるさいたま県では、「県民相談」というかたちで 弁護士・司法書士による法律相談 (刑事事件を除いた民事一般)を埼玉県庁で実施しています。
事前予約制、相談時間は30分間で1年に2回利用可能です。
市単位でも実施していて、さいたま市の場合、相談時間は同様で1年に1回利用できます。
川口市では、相談時間20分、同一案件について1回のみ相談可能でした。
「たった20~30分だけ。しかも1年に1~2回のみなの?」と思われた方もいるかもしれません。
でも、金額の多少の前後はあるにせよ、有料で弁護士さんへ相談した場合
相談料は1時間1万円という相場ということなので、30分なら5,000円です。
自治体サービスを利用することで、5,000の出費を抑えることが出来るのを高いとみるか安いとみるかは、人によります。
ですが
金額の大小はさておき、離婚について何もわからない状況は、非常に不安ですし、「わからないことが判らない」そんな状態ではこれからとっていくべきアクションについても、決定することができずますます不安が募るばかりとなってしまいます。
そんな時、法律や離婚問題のスペシャリストである弁護士さんに30分でも相談
すれば、一寸先が闇状態に光がともされ、次にどう行動したらよいかもかなり明確になります。
そして精神的にも楽になるので、申込してみることをオススメします。
法律相談を利用してみた
わたし、実際に自治体が実施する法律相談を利用してみました。
申し込みは、電話にて行い面談日を決定。
後日予約票・相談したい内容等を簡単に記載するシートが自宅に郵送されてきて、面談時間の10分前までに指定場所まで来るように書いてありました。
当日行ってみると、面談場所は独立した別室になっていて、相談内容が他に聞こえるようなことはありませんでした。
役所のカウンターで受付した後、相談時間までの待ち時間も「待合わせ室」に通していただき、プライバシー保護は万全でしたよ。
対応してくれた弁護士さんは非常に若いイケメン男性で物腰柔らかく丁寧に対応してくれました。
わたしは、もし仮に離婚することになった場合
「財産分与はどうなるのか?」
を中心に相談しました。
・籍を入れた後、お互いに築いた財産の扱い
・籍を入れる前に持っていた自分の財産の扱い
等
「実際」の離婚ケースを基に詳しく教えてもらいました。
書籍などでも財産分与について等、離婚について自分で学べることは沢山あります。
でも、協議離婚から離婚裁判まで、生の離婚ケースで場数を踏んでいる弁護士さんから説明を受けると、やっぱり説得力があるからでしょうか。
普段、物覚えが悪い自分のような人間でも、必然的に自分の頭のなかに確実な知識として入ってきますね。
もし、あなたが住む自治体で同様の相談をした場合、イケメンや美人の弁護士さんが対応してくれるかどうかは運次第ですが
電話で面談日時を予約できるような気軽さやプライバシーの配慮はどの自治体でも同様だと思いますので、ぜひ利用を検討してみてください。
法テラスを利用する
「法テラス」って知っていますか?
一度は耳にされた方も多いかと思います。
法テラスでは、法律トラブルが起きた際に役立つ様々な情報提供やサービスを行っているのですが
その中でも特筆すべきサービスは、相談者の月収と持っている財産額によっては受けることが出来ないという条件はあるものの
・3回まで、1回30分程度の無料法律相談を受けることが出来る。
・弁護士に支払う着手金や実費を一時立替してくれる制度がある。
ということです。
先ほど書いたように自治体が実施している無料法律相談、さいたま県の自治体の場合、利用できるのは年に1回~2回程度でした。
他の自治体でも、例えば東京都であれば、住んでいる区によって1回とか3回とかの違いがあるようです。
条件はあるもの、法テラスが利用できる人にとっては3回も無料で相談に乗ってもらえるなんて、かなり魅力的な制度だとは思いませんか。
気になる月収条件も
東京都や大阪府などの大都市部に住んでいる人は、他地域に住む人にくらべて家賃や物価が高くて生活費が割高になってしまいますよね。
そのことを考慮して大都市部居住者には月収条件の上限が高めに設定されていたりします。
(医療費等の出費が多い方も同様の仕組みがあります)
住んでいる地域の法テラスに電話をして、自分の月収・財産額等を伝えれば、その場で法テラスのサービスを利用できるか否かを教えてくれますので、一度電話してみても損することはないですよ!
無料法律相談サイトを利用する
弁護士へネットから無料で相談することが出来るサイトがあります。
中でも、弁護士ドットコムが運営する「みんなの法律相談」は無料で相談が出来ます。
なんといっても無料です。
これを利用しない手はありませんよね。
ネット上での相談となるので、相談したい内容を文章で伝えなければなりません。
文章を書くのが苦手という人は「チョット困ったなぁ...。」と思ったかもしれません。
でも、文章を考え・書き起こす作業をすることで
自身の頭の中にあって、あれこれと悶々としているかもしれない
「一体、自分は今何を悩んでいるのか」
「何が判らないことなのか」
「自分はどうしたいと思っているのか」
ということが整理され、頭の中がスッキリする効果もあります。
相談するには会員登録が必要ですが、非常に簡単で実名での登録申請も要りません。
・メールアドレス
・パスワード
・住んでいる都道府県名
上記3つの情報のみで登録できます。
また、FacebookまたはYahoo JapanのIDで登録することも可能ですよ!
まとめ
いかがでしょうか。
離婚について無料で弁護士へ相談する方法
自治体の無料法律相談を利用する
法テラスを利用する
法律相談サイトを利用する
どれも、非常に簡単な申込で利用することができます。
・離婚についての知識をまずは得たい人
・これから離婚しようと考えている人
それだけではなく
・離婚を考えていなくても、夫婦間でのトラブルを抱えている人
・今持ち合わせている財産について不安な人
そんな人は是非、利用を検討してみては。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
したっけね!!