さかんにTVCMが流され、若い世代を中心に消費量がここ10年で急激に伸びている「エナジードリンク」
わたしの勤めている会社でも、結構仕事中に飲んでいる人を見かけます。
そんな折、先日気になる記事がありました。
日本では気軽にコンビニで買うことが出来るエナジードリンク。
皆さんは、「エナジードリンク」という名前から、それを飲むと「なにかしら元気になったり、頭が冴えたりする効果がある」コーラ等に代表されるような「清涼飲料水」の仲間であると思っていませんか。
記事中次の記載に非常に驚いてしまいました!
”カナダ保健省は2010年、13歳以上の青少年や成人について1日に体重1kgあたり2.5mg以上のカフェインを摂取しないようよう、注意喚起を行った(12歳以下はさらに少量)。
この基準値に照らすと、「モンスターエナジー」の場合、355mlの缶1本分にカフェイン約142mgが含有されているため、体重56kg未満の子どもは1日で飲みきると基準を超える計算になる(カフェイン2.5mg×体重56kg=140mg)。”
知っていましたか?
わたしはこの記事を見るまで、知りませんでした。
わが日本では、子供でも誰でも自由にコンビニでエナジードリンクを買うことが出来ますよね。
それって、やっぱり問題だとは思いませんか。
エナジードリンクのカフェインによる死亡事故まで起きている
海外では、エナジードリンクに含まれるカフェインの過剰摂取による死亡事故も起きています。
その他
”エナジードリンクを飲んだことがある人のうち、「頻脈(心拍数の増加)」「睡眠障害」を経験したと答えた人は、それぞれ25%だった。また、「頭痛」(約20%)のほか、「吐き気・嘔吐、または下痢」(5%)、「胸痛」(4%)、「発作」(0.2%)などの症状が出た人たちもいた。これらの人のうち、医師の診察を受けた人の割合は、5%だった。"
そのようなカナダでの調査報告もあります。
日本の教育現場でもカナダ同様に、カフェインの作用が原因と思われる脈が早くなったり、気分が悪くなる等の症状を訴える生徒が多くなっていることが先程の記事に記載されていました。
コーヒ-とエナジードリンクはどう違うのか?
カフェインを多く含む飲料として代表的なものに「コーヒー」がありますね。
わたしもコーヒーはかなり好きな方で、毎日缶コーヒーを含めると2~3杯飲んでいます。
であれば、「エナジードリンク」悪者説はなぜ?となってしまいますよね。
「コーヒーの代わりにエナジードリンクでいいのでは?」と。
でも、決定的な違いがあります。
それは、エナジードリンクには砂糖など多くの甘味料が含まれています。
コーヒーは(勿論ブラックコーヒーが前提です)それが一切含まれていません。
甘い缶コーヒーを飲んだ後、なにか口の中が焼けたような、粘ったい感覚を受けたことは無いでしょうか。
それは、コーヒーに大量に含まれている甘味料がその原因です。
砂糖に代表される甘味料は、ご承知の通り多く摂取すると肥満の原因になります。
仮にコーヒーとエナジードリンクのカフェイン量が同量であるならば、カフェインが持っている健康への影響は同等です。
でも、(ブラック)コーヒーとエナジードリンクでは使われている甘味料の量に大きな差があるのです。
同じカフェンをとるのであれば、肥満を避けるためにもコーヒーを飲むことをオススメします!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
■「清涼飲料水」と「エナジードリンク」は似て非なるもの
■海外では「エナジードリンク」の摂取を規制している国もある
■「エナジードリンク」を飲む際は注意が必要
■同じくカフェンを摂るのであれば、肥満の心配がないブラックコーヒーがオススメ!
春は新たな出会いである季節と共に、なにか新しいことを始めるのに、ぴったりな季節でもありますよね。
今まで、何気なくエナジードリンクを飲んでいた方は、春の訪れを機会に飲むのをやめてみたり、コーヒーに変更してみてはいかがですか。
ダイエット効果もありますし、お金の節約にも繋がります。
是非オススメですよ!