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アメフト悪質タックルと山口達也事件の共通点について考えてみた

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日本大学アメリカンフットボール部の部員が関西学院大学との試合で、非常に悪質なタックルを行ったことに対して関学大が抗議、その行為が監督の指示だったのか、そうではなかったのか、大きなニュースになっています。
 
関学大の抗議をうけ監督である内田氏は関学大に謝罪に行き、報道陣のインタビューに応じ
 
「責任は全てわたしにあり、弁解はしません。」と
 
負傷した選手・その保護者および関学大関係者に対してお詫びの言葉
今回の騒動の責任をとって監督を辞任することを表明しました。
 
でも
 
肝心の「タックルの指示を監督をしたのか」については一切の明言をさけ、後日文書にて回答するというにとどまり何とも中途半端な対応。
 
全国中がもやもやした気分に包まれていると思います。
 
 

監督の指示はおそらくあったと思う

 
当の監督は「選手にした指示と選手の行動にかい離が生じてしまっていた。」と「タックルを仕掛けろ!」と選手に指示したことを否定していますが
 
選手の中には、
 
「監督から指示があった」
 
「勝つためには最初からつぶしに行け」と言われた。
 
「コーチも監督からの指示を守るようにと言っていた。
 
と証言しています。
 
証言している選手がいるということは、(証言しても本人の利益にはならず、むしろ不利益を被る可能性のほうがあるので)間違いなく監督からの指示はあったのだと思います。
 
 

なぜ、内田監督は表に出てこないのか?

 
内田監督は事件が公になってから一度もメディアなどに登場せず、まるで雲隠れをしたかのよう。
 
事件が明るみになってから昨日の報道陣の前に立って質問に答えるまで、およそ2週間がたってしまいました。
 
もし、本当に自分からの指示がなかったならば、それについてきちんと説明すべきですし、何より監督の管理下である部員が試合であれほど悪質なタックルを行ったことはまぎれもない事実なのだから、それについてちゃんとしたお詫びをすることは絶対に必要ですよね。
 
ニュース映像等を見ていると、無防備な相手選手に向かって、背後から強烈なタックルを仕掛けているではないですか。
 
アメフトの選手は体格・筋力ともに屈強で着用しているプロテクターに守られているとはいえ、不意に背後からタックルされ猛烈な勢いで地面に叩きつけれられたら、打撲だけではなく、骨折、脊椎損傷のような大けがをする危険性もあったと思いますし、当たり所が悪ければ死亡する危険性もあったのではないか。
 
まさに、タックルされた選手の競技者生命および命までも「つぶしにいく」行為だったのです
 
悪質そのもので、決して許される行為では無いのです。
 
そんな悪質は行為をしてしまったチームの責任者たる監督がいまだに説明責任を果たしていないのは一体なんでなんでしょうか。
 
 

監督が出てこないのは、カリスマ監督で大学役員の実力者だから?

 
内田監督は、日大アメフト部出身で選手として国際大会にも出場
卒業後も大学に残り、4度の日本一、17度の学生王座を果たした篠竹監督の下でコーチをやり、篠竹氏勇退の後自ら監督に就任、2016年に一度勇退したものの成績が低迷していた日本大学のチーム立て直しのために17年に復帰、同年12月に行われた甲子園ボールで関西学院大を下して、日本大学を27年ぶりに学生王座に返り咲かせた実力者です。
 
大学でも人事権を握っている常務理事という役職で、実施的にはナンバー2と評されるとのこと。
 
監督が皆の前に昨日まで一切姿を現さなかったのは、大学という組織が実力者たる彼を守ろうと組織防衛にでたのではないかという論評もされていますよね。
 
 

内田監督はジャニーズ喜多川社長の対応と同じ

 
悪質な事件や、事件を起こした人間の責任者たる監督が事件から2週間も世間に姿を現さず、いざ報道陣の質問にやっと答えたかと思えば
「監督の指示があったか」に対しての説明責任は一切話さずじまい。
 
そんな経緯を見ていて「最近の事件の何かと一緒だな?」と思ってしまいました。
 
そう、女子高生へわいせつな行為を起こしてしまい、ジャニーズ事務所から契約が解除されてしまった元TOKIOメンバーの山口達也事件です。
その事件の時も、山口達也氏が所属する事務所の責任者であるジャニー喜多川社長は、とうとう一切公の場に姿を表しませんでした。
内田監督は報道陣の前に姿を現したのだから、ジャニー喜多川社長と違うと思いますか?
それは、違います。
 
内田監督は、空港で待ち構えていた報道陣にたまたま事件のこと、今後の自らの処し方について一部分を答えただけで、正式に記者会見を開いたわけではありません。
 
そしてなにより事件の核心ともいえる「監督の指示の有無」には全く答えていません。
 
だから、内田監督の対応は実質的にはジャニーズ喜多川社長の対応と一緒であるといってもよいと思います。
 
内田監督はスポーツ界、喜多川社長は芸能界でともに大きな影響力を持った実
力者という共通項を持った両者。
 
なぜ、事件後の対応までも一緒になってしまったのか。
 
もし、監督の指示があったのならば
 
「自分は間違ったことをしてしまった。選手に本当に申し訳ない」
 
指示が本当になかったのならば
 
「監督する選手がこのような危険行為に及んだことは監督である自分の責任です。申し訳ございませんでした。」と
 
時間を空けずに毅然とした態度を以て公の前で謝罪の意思を表明すればここまで騒動は大きくならなかったと思います。
 
 
内田監督の事件後の行動を見ていて、日本の大人達
とりわけ、人の上に立ち下にいる者を率いていく責任者たる者がなぜ、こうも責任をとらなくなってしまったのか。
ふと、考えてしまいました。
 
こんな大人、責任者を見ている若者達に向かって、
 
 
「自分の仕事に責任をもて!」
 
なんて
 
「恥ずかしくて、自分の部下や後輩に対して、わたしは言えないな...。」
 
と思ってしまいました。