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北海道出身アラフォーサラリーマンのブログ。Youtube・ビジネスハック・音楽・鉄道について

女性社員に嫌われる男性社員について考えてみた

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アラフォーおじさんの健太です。
 
わたしの勤務している会社(商社)には、女性社員が数多くいます。
商社なので営業マンが中心の会社です。
営業として勤務している女性はまだそれほど多くありませんが、人事・総務系の社員、お客様から注文をいただいた後の伝票処理や納期管理等をサポートしてくれるスタッフ社員の女性割合は他の会社より多いと思います。
 
一昔前の「商社」のイメージだと、いわゆる「一匹狼」的な荒削りながらも優秀な営業マンが複数いて、その営業によって会社の売上がまわっている。そんな社風を想像される方も多いかも知れません。
 
でも、今は現在はどの会社でもそうだと思いますが、たとえ有能な営業であっても一人だけで注文をとってくるのは中々難しく、営業プラス、スタッフ社員の連携によって初めて受注・売上を達成することができるのが普通ではないでしょうか。
 
わたしの会社でも、一昔前は営業マンが注文を獲得すると、業務基幹システムに繋がっているパソコンで営業自らが受注入力して、仕入先に注文書を出して、納期管理を時折しつつ、仕入先から商品が届いたらお客様へ商品を納入する。
そんな流れを、一人の営業マンがこなしていたのは割と普通だったと思います。
 
けれども、今は健全な会計計上とかコンプライアンス遵守(法令遵守)といった観点からか会社内で、営業活動、受注インプット、発注・納期管理、売上管理等、業務が細分化され、営業マンがすべての業務を一人でこなすことはできなくなってきています。
 
なので、現在の会社組織では自ずと注文をとってき納品・売上があがるまで様々な部署の人と関わります。
 
一般的にスタッフ部門は女性比率が高いので、自ずと女性とコミュニケーションが良好でなければ仕事はうまく進みません。
 
わたしの会社には、身なりもいたって平凡、言葉遣いも特別乱暴でもないのに、なぜか女性スタッフに必要以上に嫌われる営業マンがいます。
 
彼は営業としてのスキルも特別劣るわけではありませんが、女性との折り合いが悪いため、事ある毎に業務が滞ってしまいます。
 
折角注文をとってきても、商品の納品までに携わるチーム内の女性が業務に協力的ではないため、仕事の流れがギクシャクしてしまって、彼のビジネスマンとしての評価を必要以上に下げてしまっているんです。
 
逆に、見た目も話し方も至って普通・営業成績も平凡なのになぜか女性に人気がある営業マンもいます。
おそらく、会社に勤めている方であれば、そんな男性が身近にいるケースも珍しくないのではないでしょうか。
 
 

嫌われる男性社員にはどんな特徴があるのか?

 
主に男性ビジネスマンが購読層の雑誌「SPA!」
 
20~39歳の女性500人に聞いたアンケート結果を掲載した記事がありました。
 
 
それによると女性はプライベートに踏み込むような男性の振る舞いに嫌悪感を募らせるようで
 
・仕事のやり取りをする上でLINEなどSNSのIDを聞く 64.6%
・社外の打ち合わせに同席したがる 64.4%
・打ち合わせを頻繁に、かつ対面でしたがる 64.4%
 
 
等が、嫌われる割合が高い行為として紹介されていました。
 
確かに、今はどのような会社でも業務使用するPCやメールアドレスは個人に割り当てられているのがあたりまえで、仕事のやり取りをSNSでする必要は全くもってありません。
なので、「仕事だから」とSNSのIDを聞くことは、女性のプライベートに踏み込んでしまう行為であり、嫌な気持ちがするというのはとてもうなずけます。
 
でも、わたしの会社の女性に嫌われている男性社員は、わたしの知る限りそれはしていません。
 
 
その男性社員が「女性に嫌われる原因は何なのか?」
 
今日はそれを私なりに考えてみました。
 
 

人によって態度を変えるのが原因?

 
わたしが思う、男性社員が女性社員に嫌われている原因は、彼が「話す人によって態度を変える」ということ。
 
彼は、上司やわたしのような先輩社員等自分より目上の人に対しては「基本的」に礼儀正しく接し、言葉遣いも非常に丁寧です。
むしろ、「必要以上にへりくだっているのでは?」と感じる人がいるかも知れないレベルです。
 
反面、たとえ目上の社員であっても、「自分より仕事が出来ないと考えている社員」や地味で大人しいわゆる「陰キャラ」的な社員に対しては言葉遣いは「敬語」を使っているものの、言い方の端々に「自分より下に見ている」ような傲慢さや乱暴さが透けて見える話し方をするんです。
 
自分の同僚や後輩に対しては、言わずもがな、「人を見下す」傾向はより顕著になり
飲み会では、地味な人のキャラバカにするようなネタで笑いを取りにいこうとするようなところもあります。
 
おそらく、彼は無意識にそれをやっている。
 
 
一般的な話になり恐縮ですが、女性は男性に比べて「人が人をどう思っているか?」「人に対してどのように接しているか」感じ取る能力に長けてると思います。
 
男性は、どうしても社会的な立場や財力で人の優劣・関係性を判断する傾向があるのに対して、女性はもっと本能的に人が持ち合わせている態度や言動から「この人は本当は〇〇な人間だ。」という判断を下し、その判断は男性に比べるとかなり正確なような気がします。
 
女性の世界では「ぶりっ子」という言葉があって(今は死語?)、ぶりっ子は女性の社会の中で嫌われる存在です。
 
ぶりっ子は、男性や自分より立場の強い人に対して自分の本来持っているキャラクターを隠して、必要以上に自分を良く見せたり、甘えてみたり、接する人によって態度を変えるような性格の女性を指しますよね。
 
反面、男性に「ぶりっ子」という言葉はありません。
似たようなイメージで「お調子者」とか「女たらし」とかを男性の性格を評する際に使うことはありますが、「ぶりっ子」というニュアンスとは違うと思います。
 
女性は、男性より人がもっている本来の性格が本能的・直感的に判るようなところがあり、それゆえ対外的に性格を偽っている人間に対して大きな嫌悪感を抱くのではないでしょうか。
 
だからこそ、女性の世界のみ「ぶりっ子」という言葉が存在し、わたしの会社にいる身なり・言動が至って普通な男性社員も、彼が日頃無意識に行っている「人によって態度を変える」という素振りが女性社員の癇に障ってしまって必要以上に嫌われてしまっているのでは?
 
 
と考えてしまった今日この頃なのでした。
 
 
 
今日も最後までお読みいただきましてありがとうございました!
 
 
したっけね~!!