Better Days!!

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追悼アレサ・フランクリン 74歳ポール・マッカートニーの若さの秘訣とは?

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 www.fashion-press.netより引用
 
先日、ソウルの女王ことアメリカの黒人女性ソウルシンガー、アレサ・フランクリンさんが73歳で死去されました。
ローリング・ストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第1位に選ばれた、偉大なシンガーであり、映画「ブルース・ブラザーズ」での出演・圧倒的な歌唱力での熱唱シーンを覚えている方も多いと思います。
 
チャック・ベリー
 
デヴィッド・ボウイ
 
プリンス
 
サイモン&ガーファンクルのポール・サイモン
 
ここ数年は音楽界に多大なる影響を与えてきた偉大なるミュージシャンが次々と鬼籍入られ、音楽(特に洋楽)が大好きなわたしは甚だ寂しい限りであると同時に「自分もそれだけ歳をとってきたんだなぁ...。」と痛感しますね。
 
わたしが大好きなポールマッカートニーがアレサ・フランクリン氏の訃報を聞き
 
”ソウルの女王であるアレサ・フランクリンの美しい人生に感謝しよう。彼女は、何年にもわたり私たちにインスピレーションを与えてくれた。」と追悼のメッセージを送りました。”
とのことが、下記ブログに紹介されていました。
 
ブログ管理人である アビイさんは
 
アレサ・フランクリンが、ビートルズの楽曲のカバーを数々していて、その出来が群を抜いてすばらしいことについて言及されています。
 
”もちろん、彼女に限らず全世界の名だたるアーティストたちが、こぞってビートルズの楽曲をカヴァーしています。一流のアーティストたちですから、どのカヴァーも素晴らしい出来です。
しかし、ことビートルズの楽曲のカヴァーに関しては、アレサ・フランクリンを超えるアーティストは存在しなかったのではないかといわれています。それほど彼女のカヴァーは素晴らしかったのです。”

 

 

記事中、晴らしいカバー曲として紹介されている Eleanor Rigby(エリナー・リグビー)はポールが作詞・作曲した名曲です。

 

たしかに聞いてみると、一回聞いただけでは、「同じ曲なの?」と思えないほど、大胆にアレンジされていますが原曲同等・いやそれ以上の魅力的な曲になっていますよね!

 
ホント、アビィさんが言われるようにアレサ・フランクリン氏はビートルズカバーの名手だったと思います。
 
 

ポール・マッカートニーには100歳まで生きてほしい!

 
先日、元ビートルズのポール・マッカートニーが2018年10月31日の東京ドーム公演を皮切りに2年連続で来日することが決定しました。
 
 
わたしは、昨年の来日時東京ドーム公演を見に行きました。
 
アンコール曲の演奏が終わり、舞台袖にポールとバンドメンバーが消えていく際、ポールが「マタアイマショウ!!」と元気に言ってくれました。
 
その時御年73歳。
 
若くてエネルギッシュなポールでももう十分な「おじぃちゃん」です。
 
体力の問題もあるし、いくら親日家で知られているポールでも
 
「イギリスから遠く離れた極東の国まで次に来てくれるのはいつになるやら?」
 
「もしかしたら、もう来ないかも?」
 
と不安になったかたも多いと思います。
 
そんな中、なんと2年連続の来日公演の実現!
 
今回の来日公演も必ず行くつもりですし、今から非常に楽しみにしています。
 
 
ポールは現在74歳。
 
アレサ・フランクリンはポールより若い73歳であの世へ召されました。
 
そのニュースを聞いた際「ポールはいつまでも元気でいてほしい」と瞬発的に思った方も多いのではないでしょうか。
 
ご存知の通り、元ビートルズのメンバーで今も存命なのはポールとドラムのリンゴ・スター。
 
リンゴもポールに負けないぐらい元気で精力的にこれまたポール同様ツアーも精力的に行いビートルズナンバーも披露しています。
 
でも、もしポールが亡くなってしまったら、ビートルズのメインボーカルだったメンバーがこの世からいなくなってしまいます。
 
そのような事態を考えただけで、それは本当につらいし、全世界の人々にとっても非常に損失です。
 
1970年に解散したビートルズ、その時ポールは27歳でした。
 
それから、40年近くを経過した現在でも今なお、元ビートルズのポールが元気にビートルズナンバーを歌い、しかも原曲からキーを落とすことなく!
 
ビートルズというバンドが生まれ、数々の名曲を残したことと同様に、それって奇跡に近いようなことだと思うんです。
 
わたしは、去年ドームでポールの歌声に酔い、幸福感に浸されながらも
 
「自分が生まれた際はすでに解散していた伝説のバンドのポールが、今目の前で当時と同じナンバーを歌っていて、今それを自分が聞いている。」
 
そう思うと、非常に不思議な感覚に襲われたことを覚えています。
 
どうか、ポールには100歳ぐらい、いやもっともっと生きていてほしいし
 
80歳・90歳とずっとライブも続け、ビートルズの伝説を体現してほしい!と思うのはビートルズファン・ポールのファンであれば共通した切なる想いだと思います。
 
 

ポールはなぜ若さを保っているのか? 

ポールマッカートニーは現在74歳です。
 
さすがに顔はかなりシワが刻まれているものの体形は若いころから全く変わっていません。
 
実際にライヴに行ってポールを見てみると、なによりも精神的に若いような気がするんですよね。
 
ポールはカタコトの日本語でMCを多くすることがライヴでは恒例になっていて
 
「 キョウモ日本語ガンバリマス。デモ、英語の方がモットトクイデス!!」というライヴ序盤で話される定番となっているMCも
 
普通のアーティストであれば「日本語ガンバリマス。」だけで終わってしまう。
 
でも、 ポールは「英語の方がモットトクイデス!!」と付け加えた方が、よりしゃれっ気が出て日本語を話す我々日本人にはバカ受けすることを予め考えて話している。
 
その「遊び心」、「茶目っ気」を忘れないあたりが少年のようだし、精神的に本当に若い方なんだなぁと思うのです。
 
曲の演奏を終えたあと、「どうだい。素晴らしい曲だろぉー!」とおとぼけ気味にピアノに肘をついてオーディエンスを煽るあたりも、若かったビートルズの頃と変わっていないんですね。
 
ポールは
 
・ベジタリアンでもあり食生活に気を使っている。
 
・ジョギングや自転車、各種の有酸素運動、あとは欠かさない逆立ち運動(?)をしてフィジカルにも気をつけている。
 
だから、あの若さを保てているという側面も大いにあるかと思います。
 
でも、やはり一番の若さの秘訣。
 
それは、「精神的な」若さを保つこと。
 
少年だったころ、若かった頃の考え方を忘れず、それを大切にして歳をとっても実践していく。
 
具体的には
 
新鮮なもの、自分が初めて経験すること、ワクワクすることに興味をもって、常にチャレンジしていくということではないでしょうか。
 
実際
 
ポール自身、70歳を超えた今でも 音楽ジャンル違いのジャズやヒップ・ホップのカニエ・ウェストと共演するようなことも積極的に行っていますし、音楽以外の活動である環境保護活動にも熱心に取り組んでいます。
 
 

さいごに

 
わたしはポールを2回ライヴで実際に見ました。
 
2回ともS席、2回目はアリーナでしたが、残念ながら肉眼で見た場合、その表情を伺うことはできる距離ではありませんでした。
 
でも、スクリーンにアップで映されたポールの表情は勿論のこと、先ほどポールのMCの例を出しましたが、多少、顔はしわくちゃになっていても、しゃべっている内容、アクション、醸し出す雰囲気が本当に若かったのです。
 
それは、会場に居合わせた数万人の観衆は全員共有した感覚だった。
 
歳が近いローリング・ストーンズのミック・ジャガーもポールに負けず劣らず驚異的な若さを保っていますが、ミックもポール同様
 
クリスティーナ・アギレラ(Christina Aguilera)等若い世代のアーティストとの共演を積極的に行っていますよね。
 
自分の子供、下手をすれば孫の歳に近いアーティストと共演することは、70歳をゆうに超えたポールもミックにとって、まるで少年のころのような新鮮でワクワクする体験なのでしょう。
 
アレサ・フランクリン死去のニュースを聞き、反射的に
 
「ポールには、もっともっと長生きしてもらいたい。」
 
と思ったのと同時に
 
「はて、なぜポールはいつまでも若いのか?」
 
それは
 
「いつまでも少年のような気持ちを持ち続け、それを体現していくことが、健康でなおかつ若さを保ち続ける大きな秘訣ではないのか?」
 
偉大なるソウルシンガーの死去に際し考えてしまった今日この頃でした。
 
アレサ・フランクリンさんに合掌。
 
 
そして、ポールさん。
 
どうか、いつまでも元気で我々を愉しませて下さい。
 
お願いします!!