もはや我々の生活にSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)は不可欠なものになっていますよね。
わたしも、ツイッターのアカウントを持っています。
(よろしければ、覗いてみてください!!)
2016年9月にアカウントを取得して、不定期ながらつぶやいていて、フォロワーは現在860程です。
「○○さんにフォローされました」と通知がくると人間なのでやっぱり嬉しい気分になります!
ところが…。
先日、こんな衝撃的な記事を発見しました。
"アメリカの最新研究によると、余暇をリアルな活動に過ごしている若者に比べて画面を眺めている時間が長い若者ほど不幸である実態が明らかになった。それは10代だけでなく大人も同様であるという。”
記事によると
”毎年、ティーンエイジャーは全般的な幸福度や時間の過ごし方について質問されている。
研究で明らかになったのは、友達と直接会う、運動、スポーツ、礼拝、読書、宿題(意外だ)といった活動に多く時間を費やしているほど、幸福度が高まる傾向があることだ。
つまり画面が介在しないあらゆる活動が幸福度の向上と関連し、画面が介在するあらゆる活動が幸福度の低下と関連していたということだ。
その違いは明白で、1日に5時間以上オンラインで過ごすティーンエイジャーは、1日に1時間未満の子よりも2倍も不幸である傾向にある。”
もっと単純に誤解を恐れずにいえば、「休日にTVとPC(スマホ)を長時間見ている人は不幸になりますよ!」
ということになります。
わたしはTVはそれ程長時間見る方ではありません。
見ている時はとても楽しいですし、番組が予想以上に面白かった場合は、見終わった後の充実感もありますよね。
PCやスマホもそうです。
先程書きましたが、SNSをやっているとき、特に人からフォローされた時も楽しいですし
わたしは文房具が好きなので、デザインがおしゃれなもの、凝った機能が詰め込まれた機能的な文房具を紹介したブログやHPを見ていると、時間があっという間に過ぎていってしまいます!
勿論それを実際に買うことができればうれしいのですが、たとえ買うことが出来なくても、画面を見ているだけで満足していまいます!!
(女性の、ウインドーショッピングでも幸せに感じる気分と同じだとおもいます)
そんな、人を楽しく幸せな気分にさせてくれる、TVとPC(スマホ)なのに
なぜ、長時間休日に見ている人の人生は不幸になってしまうのでしょうか。
人は言葉だけではかえって疲れてしまう?
・テレビを見ること
両方に共通している項目があります。
それは、どちらも言語を中心とした情報を受け取っているということです。
人間は社会的な動物であることは周知のとおりです。
社会的であるということは、いくらその人が孤独を好み人と極力かかわらない生活をしようとしても、根本的には人とかかわらないと人という動物は生活が出来ないということです。
そして、”人間のコミュニケーションは言語だけでは成立しない。
言語だけでは、かえってストレスを産む。”ということを聞いたことがあります。
勿論、テレビ、PC・スマホで受取る情報は言語以外にも、動画や写真のような視覚情報も多くを占めています。
でも、生身の人間とコミュニケーションをとる際に発生する相手の「気配」や「空気感」。
直接耳に伝わってくる音声による「振動」、ボディタッチすることによって生じる「触覚」相手によっては化粧や体臭よる「匂い」のような言語以外の感覚、それがコミュニケーションする際にない場合に人はストレスに感じるようです。
わたしは映画も好きで良く見ます。
映画もテレビも同じ言語と視覚を中心としたコミュニケーション媒体ですが、映画は2時間程見ても、テレビを2時間見た時の疲労感がないように思いませんか?
映画館は大きなスクリーンで大音響です。
登場人物もあたかも自分の目の前にいるような空気感(錯覚)に包まれますし、家庭のテレビでは味わえない音響効果から音声の振動もリアルに伝わっってきます。
おそらく、映画はテレビにくらべて、言語と視覚以外の情報が多くあるため、テレビを見ているときほど疲労感やストレスが生じないのだと考えられます。
読書することはストレスにならないのか?
そこで、大きな疑問が出てきます。
「読書」することはまさに言語情報だけを読み取っていく行為です。
休日を「読書」に費やす人は幸福度が高いと先程の研究結果ではありました。
なぜ、言語情報のみ読み取っていく読書がストレスにならないのでしょうか?
読書は、疲れたら自由に途中で読むことをやめて休憩することが出来ます。
読んでいるときに疑問に思ったことをしばし考えたり、本の中の世界に没頭して想像を巡らすことも出来ます。
疲れたら自由に小休止ができ、言語情報を受取るだけではなく合間合間で自分で主体的に考えることが出来る。
その行為がストレスではなく、かえって幸福感を生んでいるのではないかと思います。
テレビは録画でもしていない限り、視聴している番組を小休止することは出来ません。
PCでは勿論、小休止することは可能です。
でも、ネットサーフィンやSNSをしているときは次から次へと新たな情報が目に入ってきます。
無意識に新しい情報を拾う作業に追われてしまって、読書のような、途中で立ち止まってなにか考えるようなことがなかなかなか出来ない。
それが、読書と大きく違うところです。
まとめ
休日はテレビ、PC・スマホは平日と同じにしよう!
折角の待ちに待った休日!
貴重な休日を幸福にすごすためにも、テレビ・PC・スマホは程々に。
平時と同じ時間だけ、それが無理であれば平日のせめて2割増程度が良いのではないでしょうか。
テレビ、PC・スマホ以外の時間は、家族・恋人と一緒に過ごしたり、外の空気を感じに散歩にいったり、読書をしたり、映画を見たりしませんか!!
そうすれば、今よりもっとより良き人生が開けてくると思いますよ!!