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ボクシングミドル級村田諒太とサッカー日本代表の差について

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mag.onyourmark.jp

先日、ボクシングWBA世界ミドル級チャンピオンの村田涼太選手が日本人ミドル級初の防衛戦に勝利しました。

 
前回のエンダム選手との因縁の世界タイトルリマッチでの完璧な勝利に続き、今回も8回TKOで勝利そして、「日本人初」の偉業ということで大きなニュースになっていますよね。
 
村田選手は、読書 とりわけ「哲学書」を愛読している大変な読書家で、インタビューなどでもウィットに富みながらも知的センスを感じさせる語り口でいつもよりましてどんどん人気が高まってきているように思います。
 
 

村田選手は本当に謙虚

 
村田選手は、初防衛戦に勝利した後、今後の抱負を聞かれ他3団体のミドル級世界王者であるゴロフキン と戦ってみたいと語り
 
(自分ではなく)ゴロフキンが真の王者、ゴロフキンは「憧れの存在でもあり強さの象徴。リアリティがあり彼に勝てば自分がリアルになるし理想的な目標です」とも話した”ということです。
 
日本人史上初の快挙を成し遂げ、周囲は大フィーバーです。
普通の選手であれば、普段は冷静な人物であっても、廻りの雰囲気に舞い上がってしまい
 
「いつでも、ゴロフキンと戦います!」
「俺が最強王者だ!」と
 
多少のリップサービスもあるかもしれませんが、言ってしまいそうですよね。
 
でも、村田選手は、自分は団体こそ違っても同クラスのチャンピオンにもかかわらず、ゴロフキンこそ、真の王者であると今もなおリスペクトし
ゴロフキンともし戦うとなれば、「自分は挑戦者」であるというスタンスを崩していません。
 
 

サッカー日本代表に謙虚さはあるのか

 
 
そんな村田選手と引き換え
サッカーの日本代表はどうなんでしょうか?
 
「我が日本代表はFIFA世界ランキング60代位と、世界のサッカー界で考えるとまだまだ実力はありません。」
 
「だから、次の試合は挑戦者として精一杯頑張ります!」
 
 
 
今回の日本代表ハリル監督交代についても
 
「自分たちはまだまだ監督が求める戦術には対応できない実力であることがわかった。」
 
 
そのようなことを発言した選手が今までいるのですかね。
 
 
日本代表メンバーのコメントを聞いていると
 
報道されているものは、ほんの一部分かもしれませんが
 
参加するには、優勝を狙っていく(!!?)」とか、
 
 
とても、FIFAランキング60位台のどう見ても挑戦者である立場の者の謙虚さ
 
それがそういった発言からは微塵も感じられないのです。
 
 
 
村田選手のコメント、サッカー日本代表のコメント
 
もちろん、日本代表のコメントはメンバー一部の発言であるとはいえ
 
その謙虚さの差は一体何から生まれてくるのでしょうか?
 
 
 
村田選手のミドル級日本人初の王座防衛という偉業
 
 
サッカー日本代表の相変わらずの低迷
 
 
その差が、自分が置かれている位置に対する客観的な認識力の違い
 
 
すなわち「謙虚さ具合」が原因になっていることは間違いないと思った本日です。
 
皆さんはどう思いますか?